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※個人や勤務先、利用サービスが特定されないよう、一部の経緯は変更・一般化しています。
転職手段は一つに絞らなくていい
医師の転職手段は大きく4つあります。
- 転職エージェント(紹介会社)
- 求人サイトでの自己検索
- 医療機関への直接応募
- 知人・元同僚からの紹介
私は自身の転職活動(病院勤務→クリニック勤務)でこの4つを並行して使いました。結論から言うと、どれか一つが正解なのではなく、それぞれ取れる情報と得意分野が違います。詳しい顛末はnote: 4つのルートを並行して使ってみた話に書いています。
- エージェント: 非公開求人・条件交渉の代行・市場相場の把握に強い
- 自己検索: 自分のペースで広く眺められる。ただし情報は求人票の範囲まで
- 直接応募: 熱意は伝わるが、条件交渉を自分でやることになる
- 紹介: 内部情報の信頼性は最高。ただし条件交渉がしづらく、断りにくい
この記事では、このうちエージェントと求人サイトについて、目的別の使い分けを整理します。
常勤転職なら: 大手2社の併用が基本形
エージェントは1社に絞る必要はありません。むしろ2社程度を併用し、提案の質・情報の深さ・担当者の相性を比較するのが実務的です。同じ求人でも会社によって持っている内部情報が違います。無料なので、併用してもコストはゼロです。
医師転職ドットコム(メディウェル)
求人44,000件以上・非公開求人18,000件以上(公式公表値・執筆時点)。医師専任のコンサルタントが条件交渉まで代行してくれる総合型で、公式公表値では年収アップ達成率65.1%とされています。詳しくは医師転職ドットコムの特徴と使い方にまとめています。
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医師転職ドットコム民間医局(メディカル・プリンシプル社)
株式会社メディカル・プリンシプル社が運営する医師紹介サービスで、常勤・定期非常勤・スポットのすべてに対応しています。毎月無料配信の「ドクターズマガジン」で研修医時代から名前を知っている先生も多いはずです。特徴的なのは付帯サービスの厚さで、医師賠償責任保険の保険料割引や、開業・承継支援、女性医師サポートまで揃っています(公式サイト公表情報・執筆時点)。転職エージェントというより「医師のキャリア全般の窓口」に近い立ち位置で、医師転職ドットコムと併用して提案を比較する相手として向いています。
リクルートドクターズキャリア(リクルートメディカルキャリア)
人材大手リクルートグループの株式会社リクルートメディカルキャリアが運営する、医師専門の転職支援サービスです。全国の常勤・非常勤の求人を扱い、大手ならではの求人網とコンサルタントのサポートが特徴。医師転職ドットコムや民間医局と併せて、提案の幅や担当者の相性を比較する相手として向いています。併用の2社目・3社目の候補として、登録して求人を眺めておくと選択肢が広がります。
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医師専門の転職支援ならリクルートドクターズキャリア非常勤・スポットなら: バイト特化サービス
子育てとの両立、開業準備、フリーランス的な働き方では、常勤エージェントよりバイト特化型が実用的です。
医師バイトドットコム(メディウェル)
スポット・定期非常勤の求人に特化した、医師転職ドットコムの姉妹サービス(同じメディウェル運営)。常勤の転職ほど大げさにしたくないが収入の柱を増やしたい、という段階で使いやすいサービスです。バイトの始め方の実務(兼業規定・確定申告・診療範囲の確認)は医師の非常勤・スポットバイトの始め方に詳しくまとめています。
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医師バイトドットコム産業医という選択肢
私の転職活動の入口は、実は産業医求人でした。実際に複数の案件を紹介してもらい比較した経験から言うと、時間の計画が立てやすく、キャリアの分散という意味でも検討に値する選択肢です(note: 最初は産業医求人を探していた)。産業医の仕事内容は産業医という働き方、求人の探し方は産業医求人の探し方にまとめています。
使い分けの実務: 私がやった手順
- まず複数の求人サイトに登録して、どんな求人が出ているかを眺める(相場感と自分の条件の言語化)
- 通勤圏で気になるクリニックは公式サイトを見て直接連絡(面接・見学まで行ったところもあります)
- 大手エージェントに相談して、自分では考えなかったタイプの求人や採用側の視点を知る
- 最終判断の前に、現場を知る人の話で求人票に書いていない部分の裏を取る
どの経路で決まるかは最後まで分かりません。私の場合、最終的に決まったのは知人経由で紹介された小規模な紹介業者からの案内という、自分では見つけられなかった経路でした——この顛末はnote: 医師転職体験記に全6回で書いています。
まとめ
- 転職手段は併用が基本。情報源を複数持つこと自体がリスクヘッジ
- エージェントは2社併用で比較する(無料なので併用のコストはゼロ)
- 常勤なら大手総合型、非常勤・スポットならバイト特化型
- 登録は意思が固まる前でいい。市場を知ってから考える方が判断の質が上がる
転職を考え始めたら、まずは市場を知ることから。医師転職ドットコムは登録・利用とも無料で、求人を眺めるだけでも相場感がつかめます。意思が固まる前の情報収集は自由です。
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医師転職ドットコム迷ったら、いまのあなたに合う記事の読む順番を提案します。
→ 医師の働き方診断「読む処方箋」
この記事を書いた人 医師のキャリア迷子相談室。医師・医学博士・日本医師会認定産業医。大学病院勤務を長く経験したのち、クリニック勤務へ。転職活動の実体験はnote「医師転職体験記」で連載しています。
※本記事中のサービス内容は執筆時点の公式公表情報に基づきます。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。


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